素人がやってもいいの?
はい、どんどんやってみるべきだと思います。
見よう見まねでもけっこうです。
たとえば外科手術、これは素人が見よう見まねでやることはたいへん危険キワマリナイですよね。
ところが愉和の整体は、たとえ失敗したって手を当ててるだけですから、毀すこともない。
ですから、どんどんやってみてください。
ひとつだけ、留意していただきたいことがあります。
それは、受けている本人に気持ちのよさがあるかどうか。
痛いところに手を当てるのは誰でもやりやすいので、それはそれで結構ですが、そうやっても気持ちのよさがなければ別のところを試してみるべきです。
当てる場所は、必ずしも症状のあるところとは限りません。
つまり、誰かに手を当ててみるとき、必ず手を当てられて気持ちがよいかどうかを確認しながらおこなってみるということが、まずもっての大切なポイントです。
うまくいくと、慣れてきてからだからの反応を感じられて、どこに手を当てるとよいかがなんとなくわかってくるかもしれません。
もちろんプロになるのであれば、相応の修行は不可欠であり、日々の精進は欠かせません。
しかし家族や知り合いに、という地平においては、楽しみながら興味を持ってやっていくのが望ましく、その方が、より効果をあげやすくなります。
しかしてその本質は母が子に手を当てるごとく本能的なもので、自然のいとなみそのものと言ってさしつかえないでしょう。
整体を、特別な技術を持たないとできないという特殊なフェーズに持ち上げたり、あるいは技術の競争のフィールドにしてしまうことは不本意なことです。
整体は本来誰でもできる、これこそが私のいちばん言いたいことなのかもしれません。
|
|